雑誌に紹介されています


「住宅特集第265号」
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「MYHOME+ VOL12」
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「NISSAN magazine
SHIFT_ 2008夏」


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「New House 2006.3」


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「季刊夏2005 住む。」

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「別冊家庭画報
良質な低コストの住宅傑作選」

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「季刊チルチンびと」

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「新しい住まいの設計」
2003.1

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2002.10
(日経ホームビルダーより)

       互いに提案し合える相手を選ぶ/彌彦工務店


 彌彦工務店(東京都杉並区)は、設計をほとんどしていない。「工務店の設計はどうしてもやぼったさが残ってしまう」(社長の児玉達郎さん)からだ。施主から相談を受けた仕事でも、外部の設計者を紹介して、施工に力を注いでいる。
 設計を頼むのは、大野正博さん、荒木毅さん、山下保博さんなど雑誌にも登場する設計者。彼らを選んだ理由は、場数を踏んでいること、説得力があること、コスト感覚があること、そして何よりも、相性がよいことだ。もちろん、機能的でセンスのいいデザインができることが大前提となる。 
 著名設計者を相手に対等な関係を築くには、契約と仕事の進め方に多少の配慮が必要になる。彌彦工務店はどうしているのか。 
 社長の児玉さんは、施主から相談を受けるとまず大体の要望を聞き、相性が良さそうな設計者を選んで引き合わせる。設計者は基本プランをつくり、施主が納得したら設計監理契約を結ぶ。
 設計監理契約は設計事務所と彌彦工務店の連名で行う。彌彦を信頼して依頼したという客の中には、知らない設計事務所と契約を結ぶことに抵抗を感じる人がいるからだ。確認申請上の設計者と工事監理者は、設計事務所単独としている。報酬も、施主から設計事務所へ直接支払われる。
 工事監理を任せると、設計者の性格によっては工務店の仕事がやりにくくなる。だからこそ、組む設計者との相性が重要だ。
 一方、施主との打ち合わせは設計者、工事監理者任せにせず、工務店側の担当者が必ず参加している。言われたことだけやるのではなく、心配な点があれば施工者、現場監督として積極的に発言する。提案をしないと設計者は納得しないので、説得するための情報や知識を集めておく必要がある。
 「設計事務所に負けないために、工務店は有能な職人を抱えなければ」と児玉さんは言う。 同社には先代から付き合いのある常用の大工がいる。技術は2代目にも引き継がれ、技術面での心配はない。定期的に勉強会を開き、施主との接し方といった話題も取り上げて、現場の意識を高めている。
 付き合いが続いている設計者とは、いい関係が出来ている。設計者の方から工事請負の仕事を頼まれることもある。「お互いにうまく使っていけばいいのではないか」と、児玉さんは考えている。



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